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第12講 ① アウトライン

形容詞と副詞の違い

形容詞と副詞は、どちらも「修飾」をする品詞であるため混同しがちな品詞です。

簡単な区別として、

形容詞→「名詞」を修飾するもの

副詞→それ以外を修飾するもの

だと考えられます。

同じ意味の単語でも名詞を修飾するかそれ以外を修飾するかで単語の形が変わってくるので、形容詞と副詞の使い分けについてはここを注意しましょう。

例)形容詞→ She was happy.

副詞→She went home happily.

↑2文とも「Happy」が使われているが、形容詞の文は和訳すると「彼 女は幸せだった。」となり、「彼女」という名詞を修飾していることがわかる。一方、副詞の文は「彼女は幸せそうに家に帰った。」となり、「帰った」という動詞を修飾していることがわかる。

形容詞と副詞の見分け方

例外はありますが、形容詞並びに副詞は単語の接尾辞に特徴があることが多いので、困った際はこれを参考に見分けることができます。

よくある形容詞の接尾辞

-able Reliable
-al Real
-ent Fluent
-ful Grateful
-ive Active
-less Fearless
-ous Generous

副詞に関しては、もっぱら -lyという接尾辞が用いられます。
(happily, reliably, actively, generously etc. )

例えばActiveはそのままだと形容詞ですが、副詞で用いられる場合はActivelyになります。

形容詞の用法

形容詞には二つの用法があります。

  1. 名詞を前から修飾する用法→限定用法
  2. 名詞を後ろから修飾する用法→叙述用法

限定用法の場合、a cute dogやa cool posterのように名詞を前から修飾します。前者の文だとあまたいる犬のなかから「かわいい」犬だけに限定しているし、後者ならば数あるポスターの中から「かっこいい」ポスターだけに限定しているということになります。

対して叙述用法の場合は、第2文型SVCや第5文型SVOCのC、つまり補語の位置で用いられる形容詞が叙述的用法の形容詞ということになります。

Tom got sad.

上の第2文型の文では、形容詞sadが動詞を挟んでTomを後ろから修飾しています。

Tom made him sad.

上の第5文型の文では、sadが直前の代名詞himを後ろから修飾しています。

また、一般的に接頭辞a-で始まる形容詞asleepやafraidなどは、叙述用法でしか用いることができません。